ここマラン県シンゴサリ(Singosari)郡は歴史的に古い地で、10世紀頃ジョグジャカルタに在った
ヒンドゥー・マタラム王家が隣のクディリ(Kediri)に遷都した後、平民か王族の私生児とも言われ
るケン・アンロック(Ken Angrok)が、そのクディリ王朝を倒して建国する。
シンゴサリ王朝時代は、1222〜92年までの第5代クルタネガラ王を最後に短い王族間のクリス
(Keris)による殺害による権力の争奪の王朝であったが、少なからずの遺稿を残している。

標高約500mのスラバヤーマラン間の大通りに位置し、成層火山アルジュノ(Arjuno)山:3339m
からきれいな水を供給している。市場では果物のドゥクやリンゴが有名で売られている。
また、軍事拠点の一つで私の職場の両隣はそれぞれ陸軍戦略予備部隊、第2師団(Kostrad:
Divisi 2)と第1砲兵大隊駐屯地(Yon Armed-1/105)、第3機甲大隊(Yon Kav-3)や空軍基地
(Lanud Abd. Saleh)が立地している。

気候的には比較的涼しく凌ぎやすい所で1年半近く過ごさせてもらった。
(私が在留中には、白いトラがこのアルジュノ山で発見された。)

チャンディ・シンゴサリ
(Candi Singosari)

スンベラワン仏舎利塔
(Stupa Sumberawan)

独立記念式典
(Upacara Kemerdekaan) 

職業訓練センター
(BLK Singosari)