9月6日(平成17年)九州に上陸した台風14号は北上し、山口県西方を通り過ぎたがこの様な
コースで昨年に通過した台風?号は強風で住んでいる瓦の屋根が飛んでしまい暴風での被害
であった。
しかし、今回の台風は豪雨の被害で1950年(昭和25年)のキジア台風で錦帯橋の橋梁まで
流されたものに匹敵するもので下の写真(No.1、2)の国道2号線パイパスの川西地区の作家故
宇野千代生家の辺りや錦帯橋が架かる錦川上流は床上浸水やがけ崩れで死者がでた。被災者
にはご冥福をお祈りすると共に岩国の観光産業の為にも早期の復興を願うばかりである。
また、平成4年に開通した山陽自動車道と家屋も土砂の崩落で通行の目処はたっていない。
錦帯橋も昨年最後に架け替えられた第一橋の架橋の2組の橋杭は流され渡り終える最後の第五橋
は第一橋より早く架け替えられたが流されていなかった。技術的には問題無いと思うが、大木が
流れ架橋にぶつかり流出したのだろう。(今日9月10日も錦帯橋は渡れない状況である)
せっかく昨年の平成16年に架け替えられたのに残念であると共に被災者には、甚大な災害
でした。(人間や人の作った物は自然の驚異には勝てる事ができないものである)