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(C) Ynot Inc.
周知の通り、世界で一番イスラム教徒の多い人口約2億5千万人中の9割を占め、また統一された言葉インドネシア語(Bahasa
Indonesia)がコミュニケーションの手段として使われているが、世界で2番目に多くの約700の地域言語が300民族以上とも云われ
る人達の母語として用いられている。1983年の統計では多い順に@ジャワ語(6000万人)、Aスンダ語(2400万人)、B東部スマ
トラ・マレー語(1750万人:1980年)、Cマドゥラ語(600万人)、Dミナンカバウ語(500万人)、Eバリ語(260万人)、Fバタック語
(254.5万人)、Gブギッス語(231.3万人)、Hアチェ語(180万人)、Iバンジャル語(160万人)、Jササック語(150万人)、
Kランプン語(150万人)、Lマカッサル語(148.5万人)、Mルジャン語(100万人)・・・であり、今ではそれぞれの母語も人口が増
えている分多くなっているだろう。私が、在留していた1990年〜1992年の一年半の間の人口は1億8千万人といわれており、当事
政府の国家家族計画庁(BKKBN)は人口抑制政策として"Dua anak cukup"(2人の子供で充分)と掲げていたが、25年で約7千万人
も増えており貧困が助長されている原因の一つであろう。パンチャシラ(国家5原則)と「開発」(Pembangnan)を掲げたスハルト独裁政
権最盛期に滞在し、一部自由の効かない時期であったが、政治的に民主化された今再び訪ねたいものである。 以下主要項目
(地域別)に当事の協力隊活動のものを含め、写真画像と共に解説してみる。
参考文献:『インドネシアの事典』〜同朋舎出版と自著から
日本語=英語=マレー語=インドネシア語216単語集