JTB−ELSプログラム:引率リーダー

’89年の7〜8月の22日間、上の肩書きで学生を15名引き連れカトゥンバ(Katoomba)のAnn Baker College of English(今は在るか
不明)に各自ホームステイをしながら語学研修するというプログラムにJTBの負担で参加した。

マニュアルにある引率リーダーの任務とは・・・には、
ア)日本出発(成田空港)から帰国(成田空港)までの同行。
イ)旅行中の団のとりまとめ
ウ)現地滞在中のグループのリーダーとしてプログラムに対し、アドバイス及びヘルプをしてその充実をはかる。
エ)団員の安全及び健康状態に充分留意をする。
オ)現地スタッフ、講師、ホストファミリーと団員との橋渡し役をする。
カ)団員の良き兄姉となり師となって相談役になる。
と、あるが一番のトラブルの元がホストファミリーとの関係対応だったような気がする。(ホストファミリーの多くが新しい移民家族だった
こともある)そもそも参加者15名のほとんどが英語でコミュニケーションがとれず、日本ではお坊ちゃんお譲ちゃんばかりで、わがまま
な者が多く繊細な私は帰りの飛行機で熱をだし寝込んでしまった。まァ最後には皆仲良くなり、安上がりの添乗員としては一部個人的
には楽しむことが出来た。

「短期語学留学」と銘打ったプログラムであるが、実際の教室での語学学習は午前中だけで、午後は、皮・木工芸、乗馬、ゴルフ、
スカッシュ、野生動物公園、ボートクルーズ、ブッシュ・ウォーク、ボーリング、シドニー観光、エクストラ・スキー旅行等で半分以上が
娯楽に費やされた時間で英語の上達には時間も短く程遠い「語学留学」であったと思うがホスト・ファミリーが良い環境の人は少しは
出来るようになったようだった。

←スリー・シスターズ(The Three Sisters)

カトゥンバ(Katoomba)駅前

カトゥンバ(Katoomba)駅構内