ジャワ原人(第4紀地質研究所内)

鉱山・エネルギー省の地質調査研究開発本部(Puslitbang Geologi)管轄の
第4紀地質研究所は、ODAで建てられた施設であった。

当時の所長、柴崎達雄先生(現、地球科学研究センター代表)の計らいで
地質博物館(Museum Geologi)から車で約30分の空港近くの同研究所に
私達、JOCV隊員達を招待してくれた。

一番上にあるのがジャワ原人(Homo erectus soloensis)の東ジャワで発掘
され、ここに保管されていたもので2番目の写真が現代人の頭蓋骨と比較
したものである。

研究所内の炭素含有量についての年代分析や花粉による気候観測など
説明してもらう。

一番下の写真は、この年(1990年)に発掘され、当時日本の各新聞もにぎ
わした40万年前の水牛の足跡の模型である。

いろいろ日本語・インドネシア語で説明を受け、会議室で昼食会を開いて
頂き、有意義な一時であった。

(4番目の写真の3つの顎を比較しているが左は、何のものか忘れてしまっ
た。)